LibreOfficeをゼロから – 第6回:Math – 数式エディタ
LibreOffice Mathは、シンプルで直感的な数式エディタです。
分かりやすい数式を作成でき、LibreOffice Writerのテキスト文書に簡単に挿入することができます。
専用の構文と内蔵の補完機能により、Mathは学術論文、教育資料、数学の課題に最適です。
数式の構文
Mathは、方程式を作成するために特別な簡易マークアップ言語を使用します。LaTeXを知らなくても、いくつかの基本的なコマンドだけで十分です。
構文の例:
a^2 + b^2 = c^2 → a2+b2=c2a^2 + b^2 = c^2a2+b2=c2
sqrt {x} → x\sqrt{x}x
int from 0 to 1 x^2 dx → ∫01x2dx\int_{0}^{1} x^2 dx∫01x2dx
over – 分数の表記:a over b → ab\frac{a}{b}ba
キーワードは英語で入力します:sum, sqrt, int, lim, over, cdot, infty など。
Writer文書への数式の挿入
数式の挿入方法:
Writer文書で 挿入 → オブジェクト → 数式 を選択します。
画面下部にMathエディタが開き、そこに構文を入力します。
数式は自動的に文書内にグラフィックオブジェクトとして表示されます。
文書内の任意の数式をダブルクリックすると、再編集できます。
簡単な式と複雑な式の例
簡単な式:
E = mc^2
x = {-b ± sqrt{b^2 – 4ac}} over 2a
a over b + c over d
複雑な式:
sum from {i=1} to {n} i^2 = {n(n+1)(2n+1)} over 6
lim from {x -> 0} {sin x} over x = 1
int from {0} to {infty} e^{-x^2} dx = sqrt {pi} over 2
LibreOffice Mathは:
シンプルな構文を持つ数式エディタ、
文書内に数式を埋め込むための便利なツール、
生徒、教師、学生、研究者に最適な選択です。
次のパートでは、LibreOffice Base(データベースと簡単なフォーム作成)について学びます。